未来の素晴らしき世界~この時代の変化は大きくて速い

AIやロボットで未来の世界が大きく変わる

ロボットやAI(人工知能)の発達や、人々の考え方の変化によって、これから世の中が大きく変化します。

その変化は世の中をとても良くします。素晴らしい世界が待っています。

考え方の変化については次回にお話しするとして、まずはロボットやAIについての話をします。

ロボットやAIによって人間の生き方が変わる

コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進められ、ロボットやAIはこれから急速にいろいろな分野に取り入れられていきます。

それによって、今ある職業の多くがなくなり、新しい職業が生まれると言われています。

「そんなこと信じられない!」と思う人もいるでしょう。

それならば、専門家たちの話を紹介しましょう。

未来予想

イギリスのオックスフォード大学の研究では、今後10年~20年ほどで約47%の仕事が自動化されると予測されています。

企業の価値で世界ナンバーワンになったGoogle(グーグル)は、去年だけで974億円もの巨額のお金をAIの研究に投資しました。

そのグーグルの創業者(会社を作った人)ラリーペイジはこう言っています。「20年後には現在の仕事のほとんどが機械によって代行される」

マイクロソフトも18ものAI研究企業に投資をしています。マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツもこう言っています。

「スキル(能力・技術)を必要としない仕事はこれから20年でどんどん少なくなります。でも、まだ誰も心の準備ができていないように感じます。」

確かにほとんどの人は心の準備が出来ていないでしょう。どんな社会になるのか想像さえ出来ないでしょう。

心配しても仕方がないので、前を向いて、これからの職業についてみていきましょう。

これからの職業

これから残るまたは生まれる職業は何でしょう。
それはGoogleもオックスフォードもマイクロソフトも同じことを言っています。

クリエイティブな仕事

クリエイティブな仕事

クリエイティブとは、創造的という意味です。

創造的とは、作り出す、生み出すなど、自分の頭にあるものを表に出すことです。

何を出すのかというと、いろいろあります。

目に見えるもの、聞こえるもの、聴こえるもの、嗅げるもの(におい)、食べるもの、使うものなど。人間の五感を刺激するものを作ることとも言えます。

今あるクリエイティブな仕事は何があるでしょうか。

例えば、建築・デザイン・ゲーム制作・音楽制作・映画製作・料理・商品の企画開発など、きりがないくらいあります。

今からその専門家を目指す必要はありません。これからコンピューターの発達により、その仕事の仕方も変わってきます。

ただ、柔軟な発想の出来るクリエイティブな人になっていれば、どんな職業にも就けるでしょう。

では、クリエイティブな人になるにはどうしたら良いのでしょう。

クリエイティブになるなんて簡単

やりたい事をやる

今やりたい事をやる

やりたくない事を無理してやらずに、今やりたい事をやりたいだけやるのです。
やることはどんな事でもよいです。

ゲームしたければする。読書したければする。計算問題を解きたければ解く。

パズル、折り紙、スポーツ、木登り、お絵かき、自転車、なんでもその時やりたいことをする。

子供のうちは、先の事など考えずにやりたいことを思う存分やれば良いのです。そうすれば自然に創造力と集中力を養っていきます。

やりたいことなら、失敗しても何回でも続けられます。やり方を変えてみたり、工夫をします。それこそが、クリエイティブな仕事に必要な能力なのです。

ここで親には気をつけて欲しいことがあります。

家にゲームしかなければゲームしかしないかもしれません。家に読みたい本がなければ、ない本は読めません。わからないことをインターネットで調べたくてもパソコンやインターネットが使えなければできません。

やりたいことが出来る環境を整えることが大事だということです。

やりたい事が出来ないなら

やりたいことがあるけど出来ないなら、出来ない理由を考えてみましょう。実は出来ないと思い込んでいるだけで、やろうと思えば出来る事がほとんどでしょう。

やり方がわからなくても、インターネットで調べれば教えてくれます。

でも、子供には親や学校など、自分のしたいことをさせてくれない存在があります。または、大人の協力がないと出来ない事もあります。

それなら、それをしたい気持ちを親に伝えましょう。
「どうしてもそれがしたい。」
そんな強い気持ちが伝われば、意外と親は協力してくれるものです。

「でも、勉強はしたくないけど、宿題をやらないと怒られる。」
「勉強しないと将来困るとみんなが言う。」
そんな風に思うこともあるでしょう。

それなら、学校もどんどん変わってきていることをみんなに伝えてみましょう。

時代に合わせて変わっていく学校教育

デモクラティックスクール

自分のしたい事がだけしていればいい学校が増えてきています。
デモクラティックスクールとかサドベリースクールという学校がそうです。

デモクラティックスクールイメージ

何をするか自分で自由に決められます。
テストや試験はありません。
19歳くらいまでの子供たちが通えます。

こんな学校が日本に10校、世界に30校あり、これから増えていくと言われています。

「したい事だけしていたら、大人になった時に困らないの?」
と心配になる人もいるでしょう。

でも、心配はいりません。

世界中にあるサドベリー・スクールのモデルであるサドベリー・バレー・スクールは、過去40年の卒業生の約8割が大学を卒業しており、また人生の様々な領域で成功しています。そして人生に対する満足度も比較的高いそうです。

この学校のとても良いところは、
「自分で決めて自分で行動する。」
これは社会に出て一番求められることです。

もう一つは
「圧倒的な集中力。」
やりたいことをしていると、誰だって物凄く集中します。

毎日毎日やりたいことばかりしている子供は集中力がどんどん高くなります。そのずば抜けた集中力が何をやっても生かされます。

九九も知らない18歳の子が突然大学に行くと言い出して、物凄い集中力で勉強し、たった2ヵ月半で小中高の勉強を終えて大学に合格した例もあります。

社会に出て必要だと感じたスキルはすぐに身につきます。一般常識やコミュニケーションスキルだって、必要と感じたその時に身につけられます。

実はこのような自由な教育のほうが、子供は能力を伸ばすという事が、脳科学や心理学の面からもわかってきました。それについて詳しくは次回にします。

このような学校だけでなく、他にも教育が変わってきていることがわかる例があります。

ホームスクーリング

デモクラティックスクール

学校には通わず、家で勉強するスタイルです。
インターネットや通信の教材を使ったり、親が教えたりと、スタイルは様々です。

アメリカでは230万人もの子供たちがホームスクーリングをしています。そしてどんどん増えているそうです。

日本では正確な人数はわかっていませんが、実質10万人以上はいるようです。

反転授業

自宅でパソコンやタブレットを使い、動画の授業で学び、学校では宿題をするスタイルです。日本でもそれを行っている学校がすでにいくつもあります。

家で宿題が出来る子は学校に行く必要もないですね。
いずれかは、学校は試験の時以外は行きたい子だけ行くようになるでしょう。

これこそが未来の学校のありかたでしょう。

すでに変化が始まっている

デジタルコミュニケーション

「学校は社会性やコミュニケーション能力を身につける為にも行くべきだ。」
いまだにこんな古臭いことを言う人がいます。

実は、学校の世界と実際の社会は、全く違います。

現代社会で役立つ社会性は学校では身につきません。
現代社会で使えるコミュニケーション能力も学校では身につきません。

それに、今の子供たちが社会に出る頃には、社会もコミュニケーション方法も変わっています。今の子供たちが得意とするデジタルなコミュニケーションが主流になっています。

もう今すでに仕事の連絡のほとんどがメールで行われています。書類の受け渡しもクラウドやサーバーなどインターネット経由で行われています。

クリエイティブな職業なら、なおさら電話はしないし、ほとんど人に会いません。

もう変化は始まっています。

クリエイティブワーク

すでに職業の変化も始まっている

インターネット関係の仕事は20年前にはほとんどありませんでした。

1996年のインターネット普及率はたったの3.3%でした。ヤフージャパンができたのも1996年でした。それから急激にインターネットが普及し、インターネット関係の仕事も増えて、今では400万人以上と言われています。

アップル社がiPhoneというスマートフォンを初めて発売したのが2007年。それから急激にスマホが普及し、スマホアプリを作る職業も生まれました。

この20年でこれだけ変わったのですから、これからの20年の変化はもっと大きくなります。

あとがき

このように、もうすでに世の中は変わりつつあります。

今まで当たり前だったことが、当たり前でなくなり、
反対に当たり前でないことが、当たり前になっていく。

いつの時代もそのようにして世の中は変化し続けてきました。

ただ、この時代の変化は大きくて早そうです。そういう時、大人はなかなか理解しようとしません。でも子供は自然に適応していきます。子供はとても柔軟で高い適応能力をもっています。

親はどうしても子供の将来を心配するあまり、「あれしなさい」「これはだめ」と言ってしまいます。でもそれでは子供はしたいことが思う存分出来ません。

親の見てきた世界とこれからの世界はまるで違うことを、例え親が頭で理解したとしても、感情的には簡単に受け入れられないかもしれません。

いつの時代も大きな変化を大人は恐れてきました。

電話が発明された時も、テレビの時も、コンピューターの時も、インターネットの時も、いつも大人は「人間がだめになる」「子供の教育に良くない」とか「社会がだめになる」とかいろいろ言って受け入れようとしませんでした。でも、今はみんなが当たり前に使っています。

これからの時代の大きな変化を理解できない親には、子供がやさしく教えてあげるといいかもしれませんね。

だって、これからは君たちがつくる、君たちの時代なんだ。

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